Editor’s note: The post has been updated to reflect that 1.5 Flash tuning support has been delayed a few weeks and will not launch on June 17.
Google I/O の勢いに乗って、Gemini API と Google AI Studio の重要なアップデートを発表します。内容は以下のとおりです。
私たちは、皆さんがこの新しいモデルで作るものを見るのを楽しみにしながら、世界クラスのデベロッパー エクスペリエンスを実現することに取り組んでいます。Google AI Studio では、Gemini 1.5 Flash と 1.5 Pro を無料で使ってみることができます。
Gemini 1.5 Flash は、大規模な大容量タスクに対応しながらも、これまでで最も速く、最もコスト効率の高いモデルとして設計されました。これは、レイテンシを短縮し、コストを削減したいというデベロッパーの皆さんのフィードバックにお応えしたものです。本日、1.5 Flash のレート制限を 1 分あたり 1,000 リクエスト（RPM）に引き上げ、1 日あたりのリクエスト制限を撤廃します。今回は、1.5 Pro のレート制限は変更しませんが、スケールアップするために制限を緩和したい方や、フィードバックがある方は、ご連絡ください。
Customizing models can help you reach the performance threshold needed to take AI models into production. To support that, we will also be rolling out tuning support for Gemini 1.5 Flash in the coming weeks. Tuning will be supported in both Google AI Studio and the Gemini API directly. Currently, tuning jobs are free of charge, and using a tuned model does not incur any additional per-token costs. You can learn more about tuning in the Gemini API docs.
本日より、無料層に加えて、Google AI Studio の課金アカウントを有効にすることで、さらに API レート制限を緩和できるようになります。
Gemini 1.5 モデルの価格の詳細については、ai.google.dev/pricing をご覧ください。課金の設定で問題が発生した場合は、デベロッパー フォーラムからお知らせください。エンタープライズ グレードの機能にスケールアップしたいデベロッパーの皆さんは、エンタープライズ対応の AI プラットフォームである Vertex AI で同じモデルを利用できます。
今年は Gemini API と Google AI Studio で JSON モードをリリースし、モデルの出力を細かく制御できるようにしました。本日より、モデルが応答に使う JSON スキーマを指定できるようになります。これにより、あらかじめ定義した構造に従う、または特定のテキストのみを出力するなど、モデルが特定の出力制約に従うようになるので、多くの新しいユースケースを実現できます。JSON スキーマモードの詳細は、Gemini API ドキュメントをご覧ください。
デベロッパーが AI Studio で柔軟に開発できるように、設定ペインで好みの UI モード（ライトまたはダーク）を選択したり、システムのデフォルトを利用したりできるようになりました。また、Google AI Studio の一連のモバイル向けの改善の最初の項目をロールアウトし、出先でマルチモーダル プロンプトをすばやくテストできるようにしました。
私たちは、デベロッパー エクスペリエンスの改善を続けています。ぜひデベロッパー フォーラムからフィードバックをお寄せください。それでは開発をお楽しみください！
