Google AI Studio で Gemini API を使った開発が簡単に

本日、Google AI Studio のアップデートをロールアウトします。これにより、Gemini API を使った開発が高速になります。デベロッパー ファーストの観点で UI を刷新し、スターター アプリのギャラリーを拡張したので、新しいインスピレーションとテンプレートを携えて Gemini API を使った開発を進めることができます。

効率が増した新たなエクスペリエンス

Google AI Studio のアップデートにより、見た目がすっきりし、プロンプト エクスペリエンスがこれまで以上に直感的になっています。フィードバックに基づいてレイアウトを効率化し、重要なデベロッパー ツールはすぐに使えるようにしたまま、モデルのテストや操作を簡単に行えるようにしています。

主な改善点は次のとおりです。

• 新しいスターター アプリ: 内蔵コードエディタを使って変更してから、コードを保存したり、共有したり、プロジェクトに組み込んだりしましょう。

• プロンプト インターフェースの調整: 「Studio」ワークスペースがクリーンになりました。上部にアクションバーが常に表示され、一般的なタスクを実行できます。

• 専用のデベロッパー ダッシュボード: 新しい [Dashboard] タブから、API キーや変更ログをすばやく確認できます。

Gemini で開発を始めよう

ただプロンプトを入れることにとどまらず、Gemini API を使ったプロトタイプを短時間で本番環境に移行できるようにするために、スターター アプリのエクスペリエンスを改善しました。Google AI Studio の中で開発できるように、ネイティブ コード編集機能を追加しています。スターター アプリは完全に動作するモデル機能のサンプルで、これを編集したり、共有したり、アプリケーションに組み込んだりできます。

ゼロからのインスピレーション

コード スニペットからアプリを作ることも、スターター アプリのギャラリーからインスピレーションを得ることもできます。ギャラリーに含まれているインタラクティブな例は、マルチモーダル理解、関数呼び出し、メディア生成、オーディオ ストリーミングなど、さまざまな Gemini モデルの能力を示すものになっており、自由に使ったり、学習したり、フォークしたり、共有したりできます。

10 以上のスターター アプリが追加されたほか、今後数週間にわたって、次のようなアプリのロールアウトが続きます。

• 動画ゲーム: Gemini 2.5 Pro の動画理解と推論を活用し、YouTube 動画をもとにした教育ゲームを生成します。

• Gemini OS: Gemini 2.5 Pro によるバイブコーデイングだけで作ったレトロなオペレーティング システムに敬意を表して、独自のアプリを追加しましょう。

• GIF Maker: Gemini 2.0 Flash のネイティブ画像生成で、GIF をリミックスして作成します。

• 空間理解: 境界ボックスを視覚化します。Gemini 2.0 Flash の空間理解により、画像セグメンテーション マスクの精度が向上しています。

• お絵描きサポート: Gemini 2.5 Pro にお絵描きを手伝ってもらいながら、共同で制作しましょう。

各アプリは、内蔵コードエディタを使ってカスタマイズできます。コードを保存して共有し、アプリに組み込みましょう。すべてのコードは、皆さんの独自プロジェクトで利用できます。

Google AI Studio で Gemini API を使ってみる

今回のアップデートをリリースしたのは、Gemini API を使った開発を簡単にするためです。今すぐ Google AI Studio でお試しください。皆さんの次の作品を楽しみにしています。