うれしいお知らせです。Apigee APIM Operator が一般提供版になりました。この新機能により、GKE 環境で軽量 API 管理機能や API ゲートウェイ機能が利用できるようになります。今回のリリースは、あらゆる場所のあらゆるゲートウェイで Apigee による API 管理を行えるようにするという戦略の実現に向けた重要な一歩です。
今回の GA リリースでは、API 管理に Apigee Hybrid インスタンスを使うように GKE クラスタや GKE ゲートウェイを構成できます。これは、トラフィック拡張機能(ext-proc 呼び出し)を通して行われます。Kubernetes/CNCF ツールチェーンから YAML ベースのポリシーを操作して API ライフサイクルを管理できるだけでなく、初期導入時向けのデフォルト値が設定されており、ワークロードに合わせて調整することもできます。
この機能は、API の管理をシンプルにするデベロッパー フレンドリーなツールがほしいというニーズの高まりに対応したものです。Apigee は複雑で、kubectl から他のツールに切り替える必要もあるため、俊敏性に欠けると受け取られていました。APIM Operator は、このフィードバックを受けて生まれたもので、非常に効率よく API を管理できるようになっています。
今回の GA リリースの強力な基盤をベースとして、将来的な機能強化の可能性を模索しています。たとえば、gRPC や GraphQL をサポートし、対応する API の種類を広げることなどを考えています。また、ゲートウェイのリソースやポリシーの添付の数に関する現在の制限に対処する方法も検討しています。新機能やサポートが追加される際には、コミュニティに最新情報をお知らせします。
APIM Operator によってデベロッパーのエクスペリエンスは大幅に向上し、API を効率的に管理できるようになるはずです。皆さんがこの機能を使って革新的な方法でアプリケーションを開発し、デプロイすることを楽しみにしています。