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環境科学を専攻していた Caitlin さんは、西オーストラリア州でウミガメをモニタリングして帰国したとき、ウミガメを的確に追跡できるウミガメ保護ツールを作れないかと考えました。そして、フランスのデベロッパーで同じ海洋生物愛好家の Nicolas さんを知り、We Spot Turtles! というアプリを設計します。このアプリは、野生のウミガメの写真をアップロードすることで、誰でも追跡活動をサポートできるようにするものです。
#WeArePlay では、Google Play のアプリやゲームを支えるすばらしいストーリーを紹介しています。その最新動画では、Caitlin さんと Nicolas さんの道のりを取り上げます。2 人の情熱と、ウミガメの保護がどのように進展しているのかについて、お話をうかがいました。
Caitlin: 数年前、西オーストラリア州の生物多様性保全観光資源局でウミガメのモニタリング プログラムを行いました。人生の中でも、特にすばらしい経験の 1 つになったと思います。それ以来、ウミガメに関わる仕事につきたいと思うようになりました。
Nicolas: 2010 年に、フランス領ポリネシアでウミガメ保護プロジェクトにボランティアとして参加し、その経験に感動しました。フランスに戻ったとき、自分の技術的なバックグラウンドを活かして、この旅からインスピレーションを受けたものを作りたいと思ったのです。
Caitlin: ウミガメには 7 つの種類がありますが、いずれも絶滅危惧種です。というより、絶滅がどの程度危惧されるかを正確に知るためのデータが十分でないのです。つまり、種のニーズが満たされておらず、ウミガメが静かに絶滅しつつあるということです。そこで、ウミガメを的確に追跡することで、ウミガメの保護を改善したいと考えたのです。
Nicolas: ウミガメのモニタリングを終えてフランスに戻ったとき、その経験を活用したアプリを作りたいと思ったのですが、しばらくは着手できませんでした。その後、ウミガメ保護アプリのデベロッパーを探している Caitlin のソーシャル メディア投稿が友人から送られてきたとき、インスピレーションがよみがえり、協力して開発することになりました。
Caitlin: 基本的には、一般の人が見つけたウミガメの画像をアップロードするアプリです。名前を付けることもできます。その後、アプリが自動的に位置を特定し、ウミガメがいつ、どこにいたかを示す日付とタイムスタンプが得られます。こうしてウミガメを追跡することで、的確な保護活動を行うことができます。
Caitlin: 近年の AI の進歩によって、他の方法ではできなかった大きな効果をもたらすことが可能になっています。Nicolas が開発した機械学習モデルは、ウミガメの顔の鱗や色素からウミガメの種を特定し、さらに追跡に使う一意なコードも付与します。その後、他の人が同じウミガメの写真を撮ると、以前に発見された場所を確認できます。
Caitlin: Google Playでアプリをリリースしたことで、世界中のユーザーにリーチすることができました。現在、西オーストラリア州のエクスマスとシドニーのマンリービーチにコミュニティがあり、すでに合計 6 か国でこのアプリが使われています。Google Play がなければ、このようなグローバルな規模で展開することはできませんでした。
Nicolas: 私はモバイルアプリ デベロッパーで、Google の Flutter フレームワークを使っています。Google Play は、このアプリをリリースするのにまたとない場所であることはわかっていました。このプラットフォームでは、作業をとても簡単に行えるからです。その結果、すばらしいアプリを作ることができました。
Caitlin: We Spot Turtles! は、データ収集を人々の手に委ねるものです。誰でもウミガメの保護に貢献できるようになるのです。そのため、環境保護活動を大きく変革して刷新し、人と自然の関わりを強めることができると信じています。
Caitlin: Nicolas と私には、大きな計画があります。ジンベイザメ、鳥、レッサーパンダなど、他の種にも手を広げたいと思っています。最終的には、世界中のさまざまな種や動物の保護を改善するという目標を達成したいと考えています。
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