Google Chat API がすべての Workspace デベロッパー向けに一般公開

7月 17, 2023
Mike Rhemtulla Product Manager

スペース、メンバーシップ、メッセージ、リアクション、添付ファイルをプログラムで管理

昨年、デベロッパー プレビューで新しい API を発表しました。これにより、デベロッパーはプログラムで Chat スペースを作成し、ユーザーに代わってメンバーを追加することができます。すべての Workspace デベロッパーは、これらの API のほか、メッセージ、リアクション、添付ファイル API を一般利用できるようになりました。

Google Chat は、ハイブリッド組織にとって重要な連携ツールであり、ワークフローを合理化するための強力なツールとなっています。Google Chat API により、デベロッパーはワークフローを Chat に統合し、会話にコンテキスト情報を直接提供するユーザー向けアプリを構築できるようになります。ユーザーは Chat アプリを使用して、詳細を受け取り、接続された内部システムやサードパーティ システムから直接プレビューをリンクできるほか、非同期的に情報を迅速に把握し、問題をすばやく解決することができます。たとえば、ユーザーはチャットを離れることなく、Jira for Google Chat で課題を作成または管理できます。

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一部のデベロッパーはすでに、顧客のコラボレーションを促進するために新しい API を活用しています。主要なイントラネット プラットフォームである LumApps を使用すると、ユーザーはユーザー ディレクトリから Google Chat でダイレクト メッセージを開始できるため、ユーザーが職位、役割、部門などの属性に基づいて他のユーザーを見つけようとしている場合、お互いに迅速にメッセージのやり取りを始めることができます。

デベロッパー プレビュー プログラムの新しい Google Chat API

すべての Workspace デベロッパーが上記の Chat API を一般利用できるようになったことに加えて、既存のデベロッパー プレビュー参加者は、ユーザーデータをインポートする Google Chat アプリの開発で説明している最新機能にアクセスできるようになりました。。現在、他のエンタープライズ メッセージング プラットフォームを使用しており、Google Chat にデータを取り込みたい場合は、Chat アプリを作成して、既存のメッセージ、添付ファイル、リアクション、メンバーシップなどをインポートできます。

デベロッパー プレビュー機能の主な特徴は「インポート モード」スペースです。これにより、Chat アプリはスペースとメッセージの履歴タイムスタンプを保持し、インポートされたデータのコンテキストと順序をユーザーの期待どおりに維持できます。また、インポート モード スペースは通知を抑制し、レガシー データのインポート中にエンドユーザーがこれらのスペースにアクセスすることを許可しません。

より多くのユーザーが Google Chat でさまざまな作業を行なおうとしていますが、アプリでプロダクトの機能を拡張することで、ユーザーは時間を節約し、作業をより迅速に完了できるようになります。次のリソースを活用して何ができるかをすぐに試してみてください。